2026 | iCreate Intensive in Preston

ランドフェスのディレクター松岡大がイギリスで、ダンスシンドロームのメンバーとダンス作品を共同で創作しました。


■ 特徴①:国を越えて、共につくる

松岡大が、コレオグラファーとしてイギリスのプレストンを訪れました。
現地で、ダンスシンドロームのメンバーとともに作品創作に取り組みました。
異なる文化やダンススタイルを持つ人々が出会うことで、新たな表現が生まれます。
共通しているのは、芸術的にも優れたインクルーシブダンス作品を創りたいという想いです。

ダンサーたちが床の上に輪になって座り、メモ帳を持って話すコレオグラファーとの話に熱心に耳を傾けている。

■ 特徴②:初めての挑戦

今回は、5日間で作品をつくりました。
ダンスシンドロームにとっても、国外からコレオグラファーを招くことは初めての挑戦でした。
4名のダンスアーティストが、9名の障がいのあるダンサーをサポートしながら、創作を支えました。

黒い服を着たダンスシンドロームのダンサーたちが床に膝をつきながら、腕を上に伸ばして踊っている。

■ 特徴③:プロフェッショナルな姿勢を学ぶ

ダンサーは、集中して作品づくりに取り組みました。
人と協力することや、責任を持つことを経験しました。
指示を受けるだけでなく、自分で考えることも大切にしました。
いつもと違う挑戦に向き合うことも求められました。
その中で、それぞれが成長する機会となりました。

ダンスシンドロームのダンサーたちが準備運動をしている場面

■ 特徴④:作品の継続

つくった作品は、その後もリハーサルを通して発展していきます。
コレオグラファーは日本からオンラインで関わり続けます。
2026年11月には、ソルフォード(イギリス)の劇場 The Lowry で作品が上演されます。

広々とした明るいスタジオで、ダンサーたちが作品の中の、ユニゾンの振り付けを確認している。

■ 大切な確認①:ダンサーの特性を知る

ダンサーの特性は一人ひとり異なります。
動き方や理解のしかた、体力、コミュニケーションの方法にも違いがあります。
それぞれの特性を理解し、どのように関わるかを考えることが大切です。
今回は事前に、コレオグラファーにアクセスライダーという資料が渡されました。

黒いトレーニングウェアに身を包んだダンサーたちが、一番前の女性ダンサーに合わせて、振り付けを覚えることに集中している。

■ 大切な確認②:時間の使い方

この作品では、シーンごとにグループを分けて進めました。
事前にグループ分けをしておくことで、時間の配分がしやすくなります。
全体と、各グループの時間のバランスを考えることも大切です。

黒いシャツとズボンを着た2人のダンサーたちが、床の上で体を密着させながらデュオのシーンの練習をしている。

■ 大切な確認③:サポーターの配置

リハーサルでは、ダンスアーティストによるサポートが必要です。
創作を支えながら、グループをまとめる役割を担います。
障がいのあるダンサーに対して、適切な人数を事前に考えておくことが重要です。

明るい部屋で、黒い服を着たダンサーたちが輪になって立ち、振り付けのアイデアについて話し合っている。

■ 大切な確認④:その後につなげる

インクルーシブダンスの作品を良いものにするためには、時間が必要です。
一度きりにせず、その後も続けていくことが大切です。
関係と信頼を築き、互いを理解しながら進めていくことで、作品に深まりが生まれます。
振付を身につけるための時間も欠かせません。

長いブロンドの髪の女性を中心に、3名のダンサーが一列に横並び、それぞれの肩に手を置いている。

主催:特定非営利活動法人LAND FES、DanceSyndrome
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成 芸術創造環境の向上に資する事業【長期助成】]、大和日英基金、アーツカウンシル・イングランド
写真:Ophelia Jorgensen
ARTS COUNCIL TOKYOのロゴ
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